あられ舞う厳冬
2005年1月13日学校の帰りに、高校をいくつか通る。
単車で通学している俺は
いつも通り過ぎるある高校の前で
信号に引っかかった。
空はどんよりと曇り、あられ混じりの雪が道路にころころ転がる。
交差点横にその高校の正門がある。
寒さに震えながら何気なくそこに視線を移した俺は
一人の女学生が校門に立っているのを見た。
彼女はこの寒空の下
家路を急ぐわけでもなく
学校に入るでもなく
同世代の友達と喋っているわけでもなく一人で
白い息をはきながらただ校門の前に立っていた。
まだ赤信号なのを確認して
俺はその少女に視線を戻した。
友達が来るのだろうか
それとも家族に迎えに来てもらうのだろうか
誰か好きな人に告白する時をじっと待っているのだろうか
彼女は一度校舎を振り返り
ちらりとあられ舞う厳冬の空を見上げ
また白い息を吐く・・・・
ププーーーーーーーーーーーーー!!!!
後ろから爆音が
振り向くと後ろの車が、上を指差してクラクション。
とっくに青信号。
そして単車にぼーーーーーっとまたがりながら
女子高生を眺める俺!!(その距離10m弱)
異常に恥ずかしかった。
ロケットダッシュで逃げました。
単車で通学している俺は
いつも通り過ぎるある高校の前で
信号に引っかかった。
空はどんよりと曇り、あられ混じりの雪が道路にころころ転がる。
交差点横にその高校の正門がある。
寒さに震えながら何気なくそこに視線を移した俺は
一人の女学生が校門に立っているのを見た。
彼女はこの寒空の下
家路を急ぐわけでもなく
学校に入るでもなく
同世代の友達と喋っているわけでもなく一人で
白い息をはきながらただ校門の前に立っていた。
まだ赤信号なのを確認して
俺はその少女に視線を戻した。
友達が来るのだろうか
それとも家族に迎えに来てもらうのだろうか
誰か好きな人に告白する時をじっと待っているのだろうか
彼女は一度校舎を振り返り
ちらりとあられ舞う厳冬の空を見上げ
また白い息を吐く・・・・
ププーーーーーーーーーーーーー!!!!
後ろから爆音が
振り向くと後ろの車が、上を指差してクラクション。
とっくに青信号。
そして単車にぼーーーーーっとまたがりながら
女子高生を眺める俺!!(その距離10m弱)
異常に恥ずかしかった。
ロケットダッシュで逃げました。
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